2016年04月21日 | Blog Owner JUN' Blog

royuki hashimaさんとタップダンサー末富凜太朗さんのライブを鑑賞して

浜島・凛太朗コラボ1

2016年4月16日(土)に行われたhashima royukiさんと 末富凜太朗さんのコラボ鑑賞会で、初めてこのKATACHIにタップダンスが登場しました。

この日の鑑賞会は、1部・2部の2部制は取っていたものの、連続した内容となりました。

1部のhashima さんのオリジナル曲の演奏が終わり、少しの静寂の後、上階にある木の扉の開閉音がきっかけとなり、超ゆっくりとタップを踏みながら階下する凜太朗さん。これに合わすかのようにhashima さんのゆっくりとした即興の曲が流れだした。hashima さんの即興演奏に競合しながら階下した凜太朗さんは観客席を一巡し、hashima さんと対峙する位置に着いた。

hashima さんの即興演奏に合わせ、ゆっくりとしたタップを踏むことから始まり、華麗なる舞へと移っていく。曲は段々と激しさを増し、手がちぎれんばかりに弦をはじいている。タップは、時に床を叩きつぶすように強く、宙を舞うように優雅に、跳ねるように激しく、空を切るように鋭く、対峙している。両者は激しく取っ組み合ったかと思えば、急に静寂が戻る。しかし、また次の取っ組み合いへと挑む。

凜太朗さんが舞うほどに汗が迸り、宙を舞う。両者ぎりぎりのバトルの後、今までが嘘のようなゆったりとしたセッションに移り、凜太朗さんはタップ台を降り、観客席を一巡した後、元の階段下に移り、一歩一歩余韻を楽しむようにステップを踏みながら階上し、最初の扉を開閉して1時間あまりのパフォーマンスは終了した。

私は、ゆっくりと長~い息を吐いた。どのくらい呼吸するのを忘れていたか定かではない。目は爛々とし、心は興奮一杯。ただ、全身にけだるさを感じながら思いっ切り甘いコーヒーに浸る。